第12回道修町コラム 「張り子の虎とコレラ」
張り子の虎の由来
文政5年(1822)秋、大阪はコレラの第1回パンデミックに襲われます。
当時、「三日コロリ」と恐れられたコレラに有効な対策がないなか、
少彦名神社では虎の頭骨等を配合した丸薬「虎頭殺鬼雄黄円」を
神虎(張り子の虎)の御守りとともに施与しました。
これが神農さんのシンボル、張り子の虎の由来です。
ちなみにこの薬は疫病除け、つまりは気休めでした。
入会のご案内
The道修町倶楽部の活動にご参画いただける方、応援していただける方を募集しています。